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自由律俳句

眼鏡だけジョン・レノン

 

蕎麦屋の前でチョコ齧る

 

多分、宇宙に出た瞬間と似ている

 

下から満ちてゆく月

 

空の青、雲の白とキリンの赤

 

 

うちゅう

ああ うちゅうがぼくを みている

(せんねんまんねん/まど・みちお/工藤直子編/童話屋)

まど・みちおさんの、いちばんぼしを読んで涙がこぼれそうになった うちゅうと人間が繋がっているような、うちゅうが人間を優しく見守ってくれているような、そんな気がしたから とおいとおい存在のうちゅうに、ぐーっと近づいて、ああ うちゅうって、こんなにも近いところにあったのね、と。 太陽と地球もとても好きだ あんなにも優しい詩を読んだのは、初めてだ。(2/24)

2月21日

春の雨は、私を甘い気持ちにさせる

土の優しい匂いと、バスの窓を打つぱらぱらという音。過去の出来事がうつくしい思い出となって蘇ってくる。幻想的な夢のような思い出。

 

2月22日

・春になったら、まどさんの詩をポッケに入れてお散歩したい(あったかーい陽の中を)

・シャネルの赤い口紅、ルドックスの匂い。ときめきは少女を大人にする。

資生堂のビューラーについての青柳いづみさんの文が素敵だった。青柳さんに会いに(会いにというか、彼女の演技を観るために)マームとジプシーの劇を観に行きたいな。ロミオとジュリエットで彼女が一番最初の台詞を言ったあの瞬間に、一目惚れしたんだ。

・カルテット、波乱の予感。夫さんの視線の動きと凧の動きを重ね合わせていたシーンが印象深い。映画のようだった。ドラマであそこまでできるなんて…!夫さんの「愛しているけど好きじゃない」という言葉、うまく言葉にはできないけど分かるような気がする。もやもやと、なんとなく。カルテットは何度観ても深いなあと思う。まるでするめのよう。毎週火曜日がとても楽しみです。

 

 

 

 

型と器

ちゃんと自分の言葉で思っていること考えていることを伝えられるようになるぞ

ぐしゃぐしゃでもいいから、型になんてこだわらなくてもいいから

伝えることが大事なんです

型になんてこだわらなくていい、と言ったけど、あまりにも型がないのは伝わらない

だけど、型がきちんとしすぎていると、それはそれで伝わらないことがある

型に合わせるために、本当に言いたいことをどんどんどんどん削っていってしまうから

溢れてしまいそうなものたちを、受け止めることができる器

むりやり押し込めるのではなく、受け止めることができるものこそが、私が今一番、欲しているものなのかもしれない

 

 

 

 

少しだけ、短歌のハナシ

白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ

 

若山牧水の詠んだ一句 

孤独で、すっとしていて美しい

 

そして「あお」の文字を空と海とで使い分けることでそれぞれの様子の違いを表しているのがすごい

 

・空の青

澄んでいて爽やかで、突き抜けているよう

・うみのあを

どこまでも深く、あらゆるものをやわらかく包み込むよう

 

読めば読むほど、味わい深い一句です

 

風の交叉点すれ違うとき心臓に全治二秒の手傷負えり

 

穂村弘さんの一句

 

一目惚れをしたという意味なのかな、と思っている

 

交叉点であなたとすれ違った時、衝撃を受けたんです 少しの間なんにも考えられなくなった 僕の心はどこかへいってしまったようです

 

というような

この句を読むと、ゆらゆら帝国の空洞ですが頭の中で流れ始める

 

ぼくの心をあなたは奪い去った

俺は空洞 でかい空洞

全て残らずあなたは奪い去った

俺は空洞 面白い

 

似ているなあ 

 

 

 

寒い日

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今日はきーんと寒い1日であった

やっぱり冬はこうでなくっちゃ

雪が降れば、いいのになあ

 

冬の旅

今ここをうつりゆくものはなに、今ここをわたしとうつりゆくものはなに、今ここをともにうつりゆくものはわたしのなに。

部室にあったのを見つけて、ちょっと気になり持って帰ったエルフリーデ・イェリネクの冬の旅。黙読すると寝てしまいそうな気がしたので声に出して読んでみた。過去とか未来とか、時間のお話なのかなあ。まだよくわからない。でも不思議と、何度も声に出して読みたくなる。

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